現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > こんな魅力的なクルマ作ってるなら日本でも売ってよ! 国産メーカーの「海外専売モデル4台」に乗りたい欲が止められない

ここから本文です

こんな魅力的なクルマ作ってるなら日本でも売ってよ! 国産メーカーの「海外専売モデル4台」に乗りたい欲が止められない

掲載 8
こんな魅力的なクルマ作ってるなら日本でも売ってよ! 国産メーカーの「海外専売モデル4台」に乗りたい欲が止められない

 この記事をまとめると

■日本の自動車メーカーのクルマながら、海外専売というモデルが存在する

日本での発売を熱烈希望! 新型三菱パジェロスポーツが90カ国で順次販売開始

■海外市場ではヒットしているモデルもあるほか、並行輸入をして日本で乗っている人もいる

■日本にはないキャラクターなことが多く、導入したらヒットする可能性も大いにあり得る

 日本のメーカーが手がける日本で売ってないクルマたち

「あったらいいな、できたらいいな」は、なにものびちゃんの専売ではありませんよね。我々クルマ好きだって「あったらいいな」ってクルマが少なくありません。すなわち、日本の自動車メーカーが海外だけで売っていて、国内発売していないクルマのこと。

 たしかに、サイズが大きかったりニーズが薄めだったり、導入しない理由もあることでしょうが、それにしても魅力的、欲しくなるクルマがあるのは事実! そんなモデルをピックアップしてみました。

 ホンダ・パイロット

 北米ホンダがリリースする大型SUV「パイロット」は、2002年に初代を発売して、現行で4代目というヒットモデル。トピックとしては、北米ホンダ史上で最強となる295馬力を発揮する新型3.5リッターV6エンジンを搭載したことでしょうか。

 ご覧のとおり、直立した大型グリルや、力感あふれるオーバーフェンダー、そしてアメリカ人が好む長大なボンネットフードなど、これまでのパイロットが踏襲してきたスタイリングを、これでもかとアップデートしてきました。

 全長が4823~5085mm(グレードによって変わります)、全幅1994mmというサイズですから、当然3列目シートを装備しつつ、ラゲッジスペースも最大1863リットルというビッグサイズ。これならグランドキャニオンでファミリーキャンプなんていうのも楽勝かと。

 また、ドライバーが障害物を発見するのをサポートするトレイルウォッチカメラシステムや、トレイルトルクロジックとよばれる悪路が得意な4WDシステムなど、本格的なトレイルドライブにも対応しています。

 昔から、ホンダの大型SUVは国内導入してもイマイチ売れ行きがよくない印象ですが、この最新パイロットなら、ランドローバーやゲレンデに飽きたユーザーを獲得できそうなんですがね。

 日産(インフィニテイ)Q60

 フェアレディZと並んで、北米で手堅い売れ行きを示しているのがインフィニテイQ60。ご存じのとおりスカイラインのクーペで、搭載エンジンもほとんど日本のスカイラインと同系となります。当然、日本で人気の400Rと同じく405馬力を発揮する3リッターV6ツインターボ(VR30DDTT)を搭載した「RED SPORTS(レッドスポーツ)」なんてグレードもライアンアップしています。

「400Rがあるんだから、それでいいじゃない」というのは、クルマのことをよく知らない奥さん連中のセリフ。あっちは4ドア、Q60は2ドアクーペですからね。仮にGT-Rが4ドアだったりしたら、ここまで人気は出なかったはず。それだけ、クルマ好きにとってドアの数というのは重要なファクターに違いありません。

 なお、Q60をはじめインフィニティの正式な導入こそないものの、並行輸入で手に入れることは可能でしょう。北米向けとはいえ、基本設計やエンジン製造は日本で行っているのですから、機関的な心配も少なくて済みそうです。

 ただし、正規ディーラーでは門前払いをくらう覚悟は必要かと。もっとも、そうしたリスクを背負ってでも欲しくなるのがQ60ではないでしょうか。

 これだったら日本でも売れるはず!?

 トヨタ・シエナ

 全長5m、全幅2mを越えるとなるとさすがに日本で活躍する場面は少ないかもしれませんが、「そんなアメリカンサイズこそ欲しい!」というユーザーも少なからずいらっしゃることでしょう。それだけ、北米トヨタのシエナは魅力的なファミリーミニバンなのです。

 シエナはアメリカでエスティマの後継モデルとして連綿と作りつづけられ、2021年には省エネ&ゴージャスなクルマの称号「ファミリーカーグリーンカーアワード」まで受賞。それもそのはず、2.5リッター直4エンジン+ハイブリッドシステムで、システム最大出力243馬力を発揮しつつ、前輪駆動モデルなら、EPA(米国環境保護局)燃費36MPG(約15.3km/L)と優秀な燃費性能を誇るのです。

 これなら十分にアルファード&ヴェルファイアと勝負できそうな気がするんですがね。たとえば2列目キャプテンシートには、スーパーロングスライド機能が備えられ、前後に635mmもスライドしてくれます。オットマン機能と組み合わせて使用すれば、アル/ヴェルクラスと同等の快適さが得られること請け合い! なんですがね。

 なお、こちらは北米トヨタが独自に設計開発したモデルで、日本には同系異種は存在しません。そのあたりも、欲しい気持ちをくすぐってくれますよね。

 三菱パジェロスポーツ

 国産クロカンの代名詞だったパジェロもいつの間にか国内から姿を消していて、これまたいつの間にか海外でその名前が復活していました。これは、先ごろ日本に正式導入されたピックアップトラック「トライトン」のフレームシャシーの上に、4ドアキャビンを架装したもので、東南アジア向けとされています。

 もともとパジェロは初代から2代目までがラダーフレーム、3&4代目がラダーフレームにモノコックボディを溶接して架装するという方法だったので、流用シャシーといえども抵抗感を覚える方は少ないはず。また、ボディにしても、最近の三菱デザインが反映されており、エクリプスやアウトランダーのユーザーなら上位互換を望んだとしてもおかしくありません。

 もっとも、パジェロを国内で復活させずとも、三菱SUVはわりと盤石。エクリプスクロス、アウトランダーに加え、デリカD:5やデリカミニだって売れていますからね。国内導入はトライトンの売れ行き次第、といったところでしょうか。

 ちなみに、トライトンにしてもパジェロスポーツにしても、東南アジアでは最上級のステイタスモデルだそうで、富裕層は親族向けの小型車まで三菱で統一しちゃうくらい。なるほどアジアのセレブは、なかなかセンスがいい感じです!

こんな記事も読まれています

レクサス製の新型ハイブリッドコンパクトSUV「レクサス UX 300h」快適性重視の性能と実力をチェック
レクサス製の新型ハイブリッドコンパクトSUV「レクサス UX 300h」快適性重視の性能と実力をチェック
AutoBild Japan
トヨタ、7車種で認証不正が判明 ヤリスクロスやカローラフィールダーなど現行モデル3車種を出荷停止
トヨタ、7車種で認証不正が判明 ヤリスクロスやカローラフィールダーなど現行モデル3車種を出荷停止
日刊自動車新聞
BMW『コンセプト・スカイトップ』…2シーターオープンがヴィラ・デステに登場[詳細画像]
BMW『コンセプト・スカイトップ』…2シーターオープンがヴィラ・デステに登場[詳細画像]
レスポンス
【カワサキ】「Kawasaki Plaza Racing Team」が 伊藤忠商事とのスポンサー契約を締結!
【カワサキ】「Kawasaki Plaza Racing Team」が 伊藤忠商事とのスポンサー契約を締結!
バイクブロス
6月7日は都心部で交通規制! 日枝神社「山王まつり神幸祭」が6年ぶりに復活。
6月7日は都心部で交通規制! 日枝神社「山王まつり神幸祭」が6年ぶりに復活。
くるくら
ナイトロンから BMW G310GS(’17-20)用リアショックアブソーバーが発売!
ナイトロンから BMW G310GS(’17-20)用リアショックアブソーバーが発売!
バイクブロス
定番アウトドア用品から新製品まで10%OFF!「LOGOS FAMILY SMILE キャンペーン」を6/4~23まで実施
定番アウトドア用品から新製品まで10%OFF!「LOGOS FAMILY SMILE キャンペーン」を6/4~23まで実施
バイクブロス
テックサーフから KX450(24)用フルエキゾーストマフラー「Super Moto MX/スーパーモト エムエックス」が発売!
テックサーフから KX450(24)用フルエキゾーストマフラー「Super Moto MX/スーパーモト エムエックス」が発売!
バイクブロス
MAXWIN 製品が楽天スーパー SALE で最大半額以下で販売! 先着100名様には限定特別クーポンも
MAXWIN 製品が楽天スーパー SALE で最大半額以下で販売! 先着100名様には限定特別クーポンも
バイクブロス
勝田車にトランスミッションのトラブルが発生。オジエは首位堅持、エバンスが4番手浮上/WRCイタリア
勝田車にトランスミッションのトラブルが発生。オジエは首位堅持、エバンスが4番手浮上/WRCイタリア
AUTOSPORT web
自動車メーカーや装置メーカーなど85社 不正行為の報告結果(5月末時点)
自動車メーカーや装置メーカーなど85社 不正行為の報告結果(5月末時点)
日刊自動車新聞
Blutooth®搭載の工具ってすごくない!? もっと便利になったトルクレンチ「CEM3-BTシリーズ」
Blutooth®搭載の工具ってすごくない!? もっと便利になったトルクレンチ「CEM3-BTシリーズ」
月刊自家用車WEB
[15秒でわかる]アウディ『RS4アバント』25周年モデル…パワー、トルク、スピード
[15秒でわかる]アウディ『RS4アバント』25周年モデル…パワー、トルク、スピード
レスポンス
新型N-BOXより全然安い[レクサスCT]!! プリウスベースも全く別物! おじさんにオススメしたいハッチバック3選
新型N-BOXより全然安い[レクサスCT]!! プリウスベースも全く別物! おじさんにオススメしたいハッチバック3選
ベストカーWeb
なつかしのトヨタ「スポーツ800」に20歳女子レーサーが乗ってみた!「この軽快な乗り味は攻めたくなっちゃいます!」【令和女子旧車に乗る】
なつかしのトヨタ「スポーツ800」に20歳女子レーサーが乗ってみた!「この軽快な乗り味は攻めたくなっちゃいます!」【令和女子旧車に乗る】
Auto Messe Web
WRC第6戦、タナックが最終ステージで大逆転勝利、オジェはまさかのパンクに泣く【ラリー・イタリア・サルディーニャ】
WRC第6戦、タナックが最終ステージで大逆転勝利、オジェはまさかのパンクに泣く【ラリー・イタリア・サルディーニャ】
Webモーターマガジン
国交省、トヨタ・ホンダ・マツダ・スズキ・ヤマハ発動機から不正行為の報告 現行6車種は出荷停止
国交省、トヨタ・ホンダ・マツダ・スズキ・ヤマハ発動機から不正行為の報告 現行6車種は出荷停止
日刊自動車新聞
ホンダ:ミル、マシントラブルでリタイアするも「新型エアロは機能している」/第7戦イタリアGP スプリント
ホンダ:ミル、マシントラブルでリタイアするも「新型エアロは機能している」/第7戦イタリアGP スプリント
AUTOSPORT web

みんなのコメント

8件
  • sam********
    どれも良い車だとは思うけど、まぁ日本では売っても数が出ないだろうな…
  • 0120***
    乗りたい。
    けど、買わない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

339.1495.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

54.0536.8万円

中古車を検索
パジェロの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

339.1495.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

54.0536.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村